KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授で鹿児島県立図書館長の原口泉さんを委員長に県内の有識者8人で構成され、放送番組の向上をめざして意見を交わしています。今回は、6月9日(金)24時15分〜24時45分に放送しました情報番組「Kingspe〜絶品グルメいただきます 市町村グルメ6〜」について審議しました。主な討議内容は次の通りです。
『Kingspe 〜絶品グルメいただきます 市町村グルメ6〜』
- この番組の内容はハラハラドキドキする印象があったが、今回は余り刺激が少ない印象を持った。視聴者層が若者なので、もっと冒険心のあるような要素があった方がよかったのでは。後で番組のホームページを見たが、非常に内容が充実していて、いい試みをしていると思った。
- カードを引いてメニューを決めて行く手法であったが、地域のおいしい店をそうういう手法ではなく、ストレートに案内した方がよかったのではないか。また、今後も地域の自然や名所の紹介などもっと取り入れれば、さらに楽しい番組になったのではないかと感じた。
- 番組の画面左上の小窓のワイプにスタジオにいる人たちの表情が映し出されていたが、別になくてもよかったと感じた。番組の最後に、今回取り上げたお店の情報が出されていたのは非常によかった。「Kingspe」は長くやられている番組なので、これからも期待している、
- そこに行かないと食べられないというポイントが強調され、行ってみたいと感じた。しかし、画面の切り替わりのテンポが早いシーンが数ヵ所あった。深夜帯の番組としての作り方、表現の仕方にもっと工夫があれば、さらにいい番組になるのではないか。
- 深夜帯のローカル番組は貴重な存在である。さらに番組の企画内容、映像の工夫に努めてもらいたい。