鹿児島放送番組審議会

第355回 2018年1月24日

鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授で鹿児島県立図書館長の原口泉さんを委員長に県内の有識者8人で構成され、放送番組の向上をめざして意見を交わしています。今回は、1月14日に放送しました自社制作番組「KKB新春スポーツライブ 第37回いぶすき菜の花マラソン大会」について審議しました。主な討議内容は次の通りです。

『KKB新春スポーツライブ 第37回いぶすき菜の花マラソン大会』

  1. 生中継で全体的にすごく現場の臨場感が伝わり、とても面白く見ることが出来た。日本一のおもてなしマラソン大会ということで、様々な食べ物がランナーに提供される様子を見ると、こちらも現場に行ってみたいと思った。
  2. いぶすき菜の花マラソン大会はおもてなしが大きなキーワード。番組の中では、おもてなしポイントでのボランティアの活動やランナーを励ます太鼓演奏、沿道でも子供たちの声援などの様子が盛り込まれていて、市民の手づくり感が伝わってくる番組の構成だった。
  3. 今回は生中継でトップランナーをリアルタイムで追っかけられていて、非常にいい番組になっていた。ただ、レース最後の見せ場である“心臓破りの坂”が、どこだったのか分からなかった。解説が入れば非常に良かったと思う。トップランナーの独走となったが、2位以下のランナーの情報・映像が欲しかった。
  4. これまでの放送の中では一番良かった。解説者のコメントも落ち着いていて、無駄がなく、とても聞きやすかった。中継地点でのランナーへのインタビューで、太鼓演奏の音が大きく聞きづらかった。ゲストのお笑い芸人のやり取りも品位が保てて素直に面白かった。
  5. 地元の方々のおもてなしの様子が非常によく分かり、好感を持てる番組だった。レース解説も非常に丁寧で好感を持てた。スマホを使った中継もあったが、やはり映像は厳しかった。
以上のような感想や意見、要望が出されました。
鹿児島放送はこれらの声を真剣に受け止め、今後の番組制作や放送活動に生かしていきます。
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