鹿児島放送番組審議会

第367回 2019年3月27日

KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授で県立図書館長の原口泉さんを委員長に県内の有識者8人で構成され、放送番組の向上と適正化をめざして意見が交わされています。今回審議された課題番組は、3月16日(土)に放送しました自社制作番組「ぷらナビ+」です。主な討議内容は次の通りです。

『ぷらナビ+』

  1. 古き良き長寿の店を紹介するコーナーのリポートは的確な表現で、美味しそうに食べていて、視聴者に食べたいと思わせる力があった。店が工夫を凝らしている点や店主の人となりがきちんと押さえられていて見応えがあった。常連客の声があれば、さらに説得力があったと思った。
  2. レトロな食堂を久しぶりに見せていただいた。前半のおしゃれアイテムの紹介と、長寿店紹介の流れのコントラストがよく理解できなかった。お店の紹介では地図を出した方が良かったのではないか。そうすると、視聴者も今度行ってみようかという気になるのではと感じた。
  3. とてもいい番組に成長していると感じた。お店を紹介するコーナーでは、それぞれのエピソードや家族の絆など様々な内容が盛り込まれており、すごくいいコーナーになっていた。リポーターが美味しいという言葉を使わずに、美味しさを表現する力が素晴らしいと感じた。
  4. 普段はあまり気に留めない地域の小さなお店にも、それぞれの歴史や経営哲学があるのだと気づかされた。興味深く、共感した。ファッションを紹介するコーナーで、九州初出店とあったが、その出店元が東京なのか関西なのか知りたかった。リポーターの話し方は、どんな世代にも聞きやすい話し方で好感が持てた。
  5. 番組最後に天気コーナーがあるが、昼からの気温がどれくらいになるか、降水確率はどれくらいかなど入れて頂くと、番組としてより情報発信力が高くなると思う。番組内でツイッターやメールを募集していたが、1件しか紹介されなかった。時間配分もあるのだろうが寂しかった。
以上のような感想や意見、要望が出されました。
KKB鹿児島放送は今後もこれらの声を番組制作や放送活動に生かしてまいります。
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