鹿児島放送番組審議会

第373回 2019年10月23日

KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授で県立図書館長の原口泉さんを委員長に県内の有識者9人で構成され、放送番組の向上と適正化をめざして意見が交わされています。今回は、毎週金曜日午前9時55分から放送している自社制作番組「ですです。」が審議課題番組でした。主な討議内容は次の通りです。

『ですです。』

  1. コスモス園からの中継は映像的にも非常にきれいで、視聴者にも好感を持たれたのではないかと思う。その周辺の施設の紹介もされており、親子連れにとっては非常に役立つ情報で良かった。ただ、茶色のコスモスがあるとの話だったが、映像の中では出てこなかったのではないか。
  2. コスモスのカメラワークが全体的に少し揺れていた感があった。大きなコスモス園なのでドローンを使った上空からの映像が見たかった。スポーツコーナーは1週間の地元アスリートの活躍をまとめたもので、いい企画だと思う。一部の特集で、もう少し掘り下げた内容にしてほしい部分があった。
  3. 桜島の音楽イベントの前日だったので、現地から中継されており、楽しさが伝わった。女性アナウンサーのリポートも良かった。ただ、この番組を見た人にお得感のある情報がもっと欲しかった。コーナーありきで、あとから中身が付いていっているような印象を受けた。
  4. 番組内で、南米の雑貨屋さんを紹介し、楽器を取り上げていたが、当然その音色が聞けると思っていたが、聞くことができず残念だった。楽器を取り上げるのであれば、視聴者に音色を紹介する時間があれば良かった。そうすれば、視聴者の興味も湧いたのではないか。
  5. ニュースやイベント情報、スポーツ情報、天気予報などコンパクトに様々な情報が詰まっていて、退屈せずに見ることができた。中継の女性アナウンサーは話がゆっくりで、とても好感が持てた。「きびなご体操」というのが紹介されていたが、どうして作られたのかなどもう少し経緯を説明してもらえれば良かった。
以上のような感想や意見、要望が出されました。
KKB鹿児島放送は今後もこれらの声を番組制作や放送活動に生かしてまいります。
また、今回の番組審議会では、4月から9月まで半年間の「放送番組の種別」と「種別ごとの放送時間」をはじめ、自主的な公表として「CMの放送時間量」と「10月基本番組表の放送番組種別」について報告しました。
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