KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者9人で構成され、放送番組の向上と適正化をめざして意見が交わされています。今回審議された課題番組は、自主制作情報番組「ぷらナビ+」2021年3月6日(土)午前9時30分〜午前10時15分の放送です。主な内容は次のとおりです。
『ぷらナビ+』
- オープニング曲とCGは、特集の大隅ドライブ旅にとてもぴったりだ。『ぷらナビ+』を見るきっかけとして、鹿児島の人が鹿児島で見られる情報をもっと入れて欲しい。
- 法律相談のテーマは、時宜を捉えた気になる敷金という内容だった。イラストを用いた紙芝居で分かりやすくクイズ形式も効果的だった。
- 個人的に賃貸住宅を借りている。壁に画びょうの跡が見られず気になっていたことだった。最後の法律相談の紹介は長く感じた。サラリとした方が良いと思う。
- 新社会人や入学時に入居する場合の色々なトラブル防止や準備の仕方についても今後、取り上げてほしい。
- 個人的に間もなく賃貸住宅を退去する予定であり、敷金が気になっていた。当事者として非常にためになった。
- コロナ禍で、県域を簡単に越えられなくなっている中で、大隅ドライブというのは良い企画だと感じた。
- 「見る。遊ぶ。食べる」はドライブの大きな要素である。店名、営業時間、住所、電話番号など視聴者が知りたい情報がしっかり押さえられていた。
- 垂水市猿ヶ城渓谷のジップラインの映像では、スピード感、距離感の楽しさがカメラの工夫で映像的に伝わってきた。
- もっと色々なスポットを紹介してほしい。コロナ禍で、今一番視聴者に元気を与えてくれるのは、外に飛び出していく番組ではないかと思う。
- 出演者のコメントがとても具体的でわかりやすかった。ルートと移動時間を要所要所で示していたのは親切だと感じた。
- ドライブの締めくくりの場面が、帰りのフェリー内でとても暗かった。もっと明るいところが良かったのではないか。
- テレビのような第三者の目で、地元の人たちが日常気づいていない価値を改めて教えてもらえることがある。今回の大隅ドライブ旅がそれだと思う。