鹿児島放送番組審議会

第410回 2023年6月28日

KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に、県内の有識者9人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見が交わされています。
今回は、令和5年5月27日(土)に放送した「ぷらナビ+」について審議しました。主な内容は次のとおりです。

課題番組「ぷらナビ+」
[令和5年5月27日(土)放送]

  1. 土曜日午前中の番組でスタジオの雰囲気も和気あいあいとして、トークも軽快で気軽にみられる番組でした。
  2. 当日は百人一首の日ということで視聴者から一首募集していた。毎回テーマを決めて意見等募集して紹介するのは生放送ならではで、視聴者も番組に参加して双方向性があって良い。ただ視聴者の作品を文字でも紹介した方が、深みが伝わったと思う。
  3. ある場所にスポットを当てて周辺を巡る街歩きの特集は新たな街の魅力を伝えていたが、途中立ち寄った南洲神社と南洲公園は何の情報もなかった。後付けでもよいので説明を入れるべきで情報量が足りないと感じた。
  4. ハプニングや取材待ちもあったりして飛び込み取材の臨場感、ドキドキ感もこの番組ならではだと思う。取材の流れで決まっていないランチに名前を付けるやりとりもおもしろかった。結局、名前はどうなったのかも気になった。
  5. レポーターが店主との会話を通して素材や商品へのこだわり、思いを引き出していた。レポーターの食レポも上手ですごくおいしそうに食べていた。カメラのアングルも良くてボリュームを感じて、行って食べてみたいと思った。
  6. 食レポは全国ネットや地方局を含めて多く、視聴者の見るレベルもあがっているので、食べ方やコメントはさらに頑張って腕を磨いてほしい。
  7. 3店舗紹介していたが、飲食店2ヵ所と雑貨店1ヵ所とバランスよく紹介していると思った。雑貨店はレトロなもの、捨てられていたかもしれないものが誰かの手に渡って息を吹き返す、今の時代に合っていると思った。
  8. イベント会場から中継があったが、たくさんの体験コーナーがあってこの番組を見て行かれた方も多かったのではないかと思った。ただ中継で紹介できなかったものや全ての体験コーナーを一覧で紹介しても良かったのではと思った。また来場者のインタビューがあると番組が来場者ともつながれたのになかったのは残念だと思った。
  このような感想や意見、要望が出されました。
  KKB鹿児島放送は今後もこれらの声を番組制作に活かしてまいります。
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