鹿児島放送番組審議会

第415回 2024年1月24日

   KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者9人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見が交わされています。
   今回は、12月13日(水)に放送された自社制作番組「結の島の歓楽街やんご 奄美群島日本復帰70年記念番組」について審議しました。主な内容は次のとおりです。

審議番組
「結の島の歓楽街やんご 奄美群島日本復帰70年記念番組」[令和5年12月13日(水)]

  1. 奄美大島最大の繁華街屋仁川、「やんご」に焦点をあてて日本復帰以降の歴史を取り上げたのは視点がとても面白かった。またレポーターは明るく温かみがあり、ナレーションも素朴な語り口でとても良かった。
  2. やんごと関係のある多くの出演者が、それぞれの視点あるいは人生から戦後のやんごを振り返り、どういう歴史をたどってきたのかがわかりやすく描かれていた。シマ唄は自然に受け継がれたものではなくて、時代時代に熱い思いを持った人たちがいて受け継がれているものだと改めて感じた。
  3. 映像がとてもきれいで、シマ唄もとても良くて、そのシマ唄の意味も示されたことで理解しやすかったと思う。
  4. 世界遺産だけじゃない奄美、という切り口が面白かった。出演者のコメントは興味深く、映像も全体的にきれいでとてもいい番組だった。出演者やナレーションを含めてKKBのオリジナリティーやらしさが薄かったのが一つ残念だった。
  5. 映画監督の山田洋二さんの言葉は奄美の未来だけではなくて、日本人全員に向けられた言葉として印象に残っている。この番組から、やんごだけではなくてやんごから見える日本の70年の変遷も感じることができた。10年スパンでいろんな動きを検証する番組もあればいいと思う。
  6. 奄美の魅力も伝え、奄美の歴史の勉強にもなる、そういう内容だったと思う。経済でも文化面でも戦後大きな成長を遂げたという部分と、一方で犠牲になったもの、失われてしまったものもあるのではないかという課題も指し示されていて、とても良かった。
   このような感想や意見、要望が出されました。
   KKB鹿児島放送は、今後もこれらの声を番組制作に活かしてまいります。
© Kagoshima Broadcasting Corporation all rights reserved