KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者8人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見を交わしています。
今回は、自社制作番組「News+おやっと! 2025新春SP」について審議しました。主な内容は次のとおりです。
審議番組
「News+おやっと! 2025新春SP」[令和7年1月2日(木)]
- 正月らしい華やかな飾り付けのスタジオ、出演者全員着物姿と新年らしい明るい雰囲気の「News+おやっと!」だった。
- 正月特番ということで、正月らしさとか地元の話とかを織り交ぜて工夫して作っていたと全体を見て感じた。
- 出演者が着物を着て、衣装とスタジオセットのみ正月らしかったが、事前収録ということで番組の内容自体にリアリティが感じられなかった。県内の正月の様子や県民の生の声を少しは入れてほしかった。
- 正月三が日のなかでの特別番組だったので、もう少し正月のエッセンスを入れても良かったのでは、と思った。
- ゲストの玉川徹さんには、もう少し鹿児島のことを触れてもらっても良かったと感じたが、鹿児島県警の問題については東京にいても関心を持っていて、これからもコメントが出てくるのかな、とわかったのは良かった。
- 玉川さんの出演は意外性があって驚いたが、周りも本人も気を遣って、歯に衣着せぬ物言いが魅力の玉川さんにしてはちょっと物足りなかった。
- 玉川さんを楽しみに番組を見た人にとっては物足りなく感じ、「News+おやっと!」の新春特番としてたまたま玉川さんがゲストできた感覚で見た私などは最初から最後まで楽しく拝見し、視聴者の見る立ち位置で評価が大きく二分されたと思う。
- 料理コーナーはクリスマスっぽいメニューで、正月にアレンジした料理の提案がほしかった。
- 私も正月料理ではないと思ったが、おせちに飽きた時の晴れやかな一品ということかな、と見ました。
- スポーツ情報も県内でもプロスポーツ観戦の機会がこんなに増えたと再認識させられる盛りだくさんの内容だった。
- 「生放送は緊張しませんか」という質問に対して、玉川さんは「間違わないのも大事だけれども、予定調和だったら生の意味がない」とズバッとおっしゃって、これからの平時の「News+おやっと!」に活かしていくといいのでは、と感じた。
- 「News+おやっと!」は2025年も引き続き県民に寄り添っていく、そんなメッセージも伝わる番組だったと思う。