鹿児島放送番組審議会

第426回 2025年2月26日

KKB鹿児島放送の番組審議会は、志學館大学教授の原口泉さんを委員長に県内の有識者8人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見を交わしています。
今回は、自社制作番組「コレ!ココ!?で作っているの調査隊−鹿児島モノづくりスピリット−」について審議しました。主な内容は次のとおりです。

審議番組
「コレ!ココ!?で作っているの調査隊−鹿児島モノづくりスピリット−」[令和7年1月25日(土)]

  1. 全体的に知的好奇心と地元愛を駆り立てられて楽しめる番組でした。
  2. 内容については、全て世界に誇れるモノづくりで、紹介の順番も配分もとても良かった。
  3. テーマソングがとてもぴったりで、ワクワク感とか期待感とか盛り上げる効果があると思った。
  4. 企業紹介を県内4社に絞ったり、視聴者に食べてみたいと思わせるくらい食べ物がおいしそうに撮影されているなど昨年の指摘がほぼ改善されて、更に楽しい番組になっていた。
  5. スパークプラグ生産量世界一の工場で、従業員が「さつま町に世界一の工場がある」と、とても誇らしげに話す姿がすごく清々しく映って、いいなあと思った。企業誘致によってそこに住んでいる人たちも活気に満ちてすばらしいと感じた。
  6. 体育館の床の滑り止めの会社のことは知らなかったが、東京オリンピックでも使われたのであれば海外でも需要があると思うので、海外への輸出戦略についても聞きたいと思った。
  7. 知らない鹿児島を紹介してもらえるのがこの番組の一番の魅力で良い企画だが、お笑い芸人に頼らなくても楽しめる番組作りにも期待したい。
  8. 気になったのは、撮影現場ではあることなのだろうが、冒頭や体育館でのシーンが逆光で人の顔などが少し暗くなる場面があった。
  9. 桜島バックのオープニングはKKBの定番で、県外の視聴者を意識したことだと思うが、番組の趣旨から英国に派遣された留学生の「若き薩摩の群像」など鹿児島の新しい場所からスタートするのもいいと感じた。
  10. できれば「調査報告書」でのまとめがあれば、「調査隊」というタイトルにしっくりくると思った。
  11. 郷土を誇りに思い、多くの若者が鹿児島に残ってくれるきっかけになるような番組で、今後もそういった思いで番組を作ってほしい。
   このような感想や意見、要望が出されました。
   KKB鹿児島放送は、こうした声を番組制作に活かしてまいります。
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