鹿児島放送番組審議会

第434回 2025年11月26日

KKB鹿児島放送の番組審議会は、鹿児島市立美術館館長の楠元香代子さんを委員長に県内の有識者7人で構成され、放送番組の向上と適正化を目指して意見を交わしています。
今回は、自社制作番組「鹿児島『推しスイーツ』ナンバー1」について審議しました。主な内容は次のとおりです。

審議番組
「鹿児島『推しスイーツ』ナンバー1」[令和7年10月22日(水)放送]

  1. 昨年の「推しパン」もあったので、全体としては非常に楽しく視聴できた。多くの人が関心を持てるテーマであり、ゲストのぼる塾もはまり役で、進行などもテンポよく軽快な感じだった。
  2. ぼる塾の3人は、自分たちの経験をもとにしたコメントも入っていて、彼女たちの存在が番組に良いバランスをもたらし、良い人選だったと思う。
  3. ふだん見られない工場の生産工程などが見られて、興味深く面白く見た。
  4. 地元ならではの素材や伝統を活かしたスイーツも取り上げており、地域文化の発信にもつながっていたと感じた。
  5. 商品を紹介した際の映像も美しく、魅力が視覚的にも伝えられていた。
  6. ベスト10には、全国展開の店や鹿児島市以外の店も4店舗取り上げられ、店のバランスは良かったと思う。知らない新しい店や食べてみたいと思うスイーツも紹介され、興味をそそられた。
  7. グルメ番組が非常に多いなか、制作する側にはマンネリ化を払拭するような努力と進化が必要だと思うが、昨年の「推しパン」より作りが工夫されていて退屈することなく見ることができた。
  8. ジャンルや順番付けにはこだわっているので、ふわっとしたまま進んでいったのが気になったが、みんなの意見を聞いて、住んでいる人たちが自分たちで楽しんでいるということでいいのかな、と自分なりに納得した。
  9. 応募方法や応募数など、「ナンバー1」を選ぶ背景の情報がもう少しあると納得できるのでは、と感じた。
  10. アンケートに答えた人たちの声も番組に出してもよかったのかなと思った。
  11. 紹介した店の対応した人が店ごとにまちまちだったので、統一する必要はないが、もうちょっとそろっていた方が番組の価値が高まったのでは、と感じた。
  12. 店の歴史の紹介はあったが、商品の誕生秘話など掘り下げた紹介があればもっと魅力が伝わったと思う。
  13. 緑茶といただくケーキの試食では、器も全体を見てコーディネートすればより魅力的になったと思った。
  14. スイーツ番組なのに鶏飯を食べる場面があり、違和感を覚えた。
   このような感想や意見、要望が出されました。
   KKB鹿児島放送は、今後もこのような声を番組制作や放送活動に活かしてまいります。
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