ローカルテレビ局の新人記者・雪丸花子(芳根京子)は入社以来失敗続き。同期のアナウンサーのデビュー戦では、花子がニュース原稿を書き上げたのは放送開始ギリギリで、しかも信じられないほどの誤字だらけ。危うく悲惨な放送事故を起こすところだった。同期の報道記者・山根一(飯島寛騎)も、毎度毎度の花子のおもり役にうんざり顔だ。そんな雪丸花子は、このテレビ局(北海道★テレビ、HHTV)に謎の「バカ枠」で採用されたという。
一体「バカ枠」とはなんなのか?
トラブルメーカーの花子だが、不思議と彼女の周りにはスクープがあり、感動が生まれる。花子の一言で気象予報士は開眼し、花子の行く先に逃走中の放火犯が現れたりする。マスコミに距離を置くカリスマ農業技術者(大泉洋)やライバル局員(安田顕)でさえ、いつの間にか花子の旋風に巻き込まれてしまうのだった。
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