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『来月 国と合同で原子力防災訓練 物資供給や給水…能登半島地震の教訓も 鹿児島県』

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 川内原子力発電所での重大な事故を想定した防災訓練を、県が来月、国と合同で行うことを明らかにしました。

 訓練は薩摩半島西方沖を震源とする地震で川内原発の一部の機能が喪失したという想定で来月行われます。訓練の概要案を県は16日、原子力専門委員会で示しました。およそ11年ぶりとなる国の原子力総合防災訓練と合同で行われます。

 訓練では去年の能登半島地震を踏まえ、孤立地域へのヘリでの物資の供給や橋の崩落を想定した交通インフラの復旧、断水世帯への給水、放射線の影響を把握するモニタリングポストの欠測に備えた無人航空機でのモニタリングを新たに盛り込みます。

【塩田知事】
「(能登半島地震では)集落が孤立をしたり、避難所が実際に計画していたところではないところにするとか、色んなことを想定して住民のみなさんにも意識の向上を図っていければと思っています」

 訓練の日時は現在、国が調整しているということです。





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