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『新緑の霧島連山 夏山開き 鹿児島県』

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 霧島連山が本格的な登山シーズンを迎えるのを前に、登山者の安全を祈願する夏山開きがありました。

 かつて霧島神宮があった古宮址で行われた夏山開きには、地元自治体や登山客などおよそ70人が参加し、登山の安全と山の平穏を祈りました。

 霧島連山は韓国岳や高千穂峰など、鹿児島から宮崎にまたがる大小20以上の山々からなり、四季折々の自然が魅力。これからの季節はミヤマキリシマが見ごろを迎えます。

【記者】
「日差しがとても気持ちよく、まさに登山日和。16日も霧島連山を楽しもうと多くの人が訪れています」

 登り始めてすぐ、みなさん立ち止まって見つめていたのは…?オタマジャクシです!

【登山客】
「春だな〜って思いますね、オタマジャクシがいっぱい泳いでいました」
「森の環境を少し歩いて見て、春の息吹を確認してみようかなと。わくわくしますよね、何があるのかな〜って」

 ヨーロッパを中心に外国人登山客も月に100人ほど訪れていて、火山地帯だからこそ見られる景色を目当てに訪れる人も多いようです。

【高千穂河原ビジターセンター梅北正実さん】
「ヨーロッパの方は山を見るよりも火山を見るというのが特別な気分みたいで、高千穂峰の御鉢の火口を見るのを楽しみに来られております」

 一方、新燃岳は、先月噴火警戒レベルが3の入山規制に引き上げられ、火口から3キロが警戒範囲となっていて、登山規制や通行止めとなっているところもあります。

【高千穂河原ビジターセンター梅北正実さん】
「色んな情報をですねホームページとかで気象庁が出してますのでそれを確認してから山の方にいらしてください」





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