《かごしまのニュース》
『日本初 キントキダイ科の魚を発見 鹿大研究チームが発表』
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鹿児島大学の研究チームが、日本初となるキントキダイ科の魚を発見したと発表しました。食べてもおいしい魚だそうです。
発見されたのは、全長およそ25センチ。真っ赤な色で長い尾びれが特徴のこちらの魚、キントキダイ科の「プリアカンサスアララウア」です。
これまで国内では見つかっておらず、和名がなかったことから今回、「ツバサキントキ」と命名されました。
鹿児島大学総合研究博物館の研究チームが、2012年から2013年にかけ口之島と与論島でそれぞれ1個体を発見し、今月、日本生物地理学会が発行する専門誌で発表しました。
これまでグアムやハワイ諸島などでのみ見つかっていて今回の発見で口之島がこの種の北限記録となります。
鹿児島大学総合研究博物館の本村教授は、「これだけ大きな魚が、これまで認識されなかったことが不思議で鹿児島の海はまだまだ調査の必要がある」と話していました。
煮たり焼いたり、食べてもおいしい魚だということです。
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