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『豚熱 農家に消石灰を配布 養豚のまちを守れ!』

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 宮崎県都城市で野生のイノシシから豚熱が発生したことを受け、養豚が盛んな鹿屋市では防疫対策のため農家に消毒用の消石灰を配布しています。

「豚熱」は、豚熱ウイルスで起こる豚やイノシシの伝染病で強い感染力と致死率が高いことが特徴です。

【畜産農家】
「イノシシがたくさん出る所なので心配」

 今月9日に宮崎県都城市で豚熱の感染が確認されたことを受けて鹿屋市では市内のおよそ19万6400頭を飼育する農家87戸に防疫対策を強化するため消毒用の消石灰を配布します。

 鹿屋市では飼育する全ての豚に豚熱のワクチンを接種していますが、加えて消石灰を農場の周りに散布することで動物などを通じて侵入するウイルスを防ぐ効果が期待できるとしています。

【鹿屋市 畜産課畜産生産係 山中 俊明 係長】
「(県内で)検出はされていないが、近くまで来ているというつもりで、市民も含めて豚熱の侵入防止に努めていただきたい」





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