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『目指せ錦江湾横断! 清水小の遠泳 大正時代から100年以上の歴史 鹿児島』

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【清水小学校水泳同好会 原田賢一 会長】
「昔、郷中教育の中で心身鍛錬のために桜島遠泳を行っていた。その流れを組んでこの地域で第1回目の錦江湾横断遠泳を始めた」


 清水小の遠泳の歴史がつづられた資料を頼りに、100年以上前にさかのぼる歴史を話してくれたのは、子どもたちに指導する原田賢一さん。

 清水小の横断遠泳は江戸時代の郷中教育をルーツに1917年=大正時代に始まったとされます。

 これまで戦争、8・6水害、新型コロナウイルスによって、3度の中断期間を余儀なくされていますが、この行事が今も続く理由とは―


【清水小学校水泳同好会 原田賢一 会長】
「つらい練習に耐えて夏の本番をみんなと一緒に乗り切るという経験が、いまは分からないかもしれないけれど、あの時の頑張りがあったからいまがあるんだというバックボーンになればと思うから、活動を続けていきたいと思ってる」


 そして6日、安全を祈る神事のあと児童53人がプールに入りました。

 3年連続の参加となる6年生が余裕の表情でお手本を見せると、白帽子を被った初挑戦の児童も時には足をつきながらさっそく平泳ぎの練習に励みました。


【清水小4年生(初参加)】
「ちゃんと泳ぎきれるかというのがちょっと不安。しっかり海で泳げるようになりたい」

【清水小6年生(3年連続参加)】
「みんなのお手本になれるように、前に出て泳ぎたい」





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