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　2日昼前ＪＲ日豊線で停電が発生し、一時、４本の列車が運転を見合わせました。停電の原因はつる性植物「カズラ」だったということです。

　ＪＲ九州によりますと午前１１時ごろ日豊線の隼人‐鹿児島間で停電が発生し、上下線合わせて４本の列車が一時、運転を見合わせました。

　停電の原因はつる性植物の「カズラ」が列車と電線をつなぐパンタグラフに絡まったことだということです。

　この影響で日豊線では普通列車２本と特急列車２本が運休し、最大８１分の遅れが出ました。現在も遅れが残っています。

　停電直後には線路上に止まった列車に取り残された人もいて、影響はおよそ６００人に及びました。けが人はいませんでした。

　植物が絡まることによる停電は過去にも起きていて、ＪＲ九州は再発防止のため定期的な見まわりと伐採に引き続き取り組むとしています。