《かごしまのニュース》
『備蓄米 「古古古米」を申請 鹿児島市の米穀店は?』
※画像をクリックするとスタートします。
随意契約で放出した備蓄米の申請を行った鹿児島市の米穀店を取材しました。
(二之宮米穀店 二之宮行宣 店主)
「これが3年前の価格1000円、その次(去年)が2315円。その後に仕入れたら3200円」
鹿児島市下荒田にある二之宮米穀店。
去年3月ごろから米の確保が難しくなり2021年産、「古古古米」の申請に踏み切りました。
その量は10tです。
(二之宮米穀店 二之宮行宣 店主)
「値上がりというよりも米がない。去年の3月からずっと。売りたくても物がない」
申請をしたのは2日。
申請方法はメールで、誓約書や販売計画書など必要な書類をそろえるのに苦労したといいます。
(二之宮米穀店 二之宮行宣 店主)
「ここに打ち込まないといけない。ダウンロードしてコピーの編集をかけて大変。なんとか受領したと返信があった。ホッとはした」
ただ、申請の結果はいつ届くのか分からないといいます。
(二之宮米穀店 二之宮行宣 店主)
「受験の時の合格通知みたい」
申請が確定した場合は以前から契約している倉庫で保管し、精米は店内にある精米機で行うため、米が届き次第、すぐ販売する考えです。
店側の対応に利用客も期待を寄せます。
(利用客)
「ふところが助かる。万が一売ってもらえたら買おうかな」
(二之宮米穀店 二之宮行宣 店主)
「買ってくれる方がどれくらいいるのか分からないが、買いに来られる方すべてにお渡ししようと思う」
Copyright(C)
KKB鹿児島放送
All rights reserved