《かごしまのニュース》
『拘禁刑を導入「懲らしめ」→「更生」 背景に「再犯率の高さ」』
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118年前に刑法が制定されて初めて新たな刑罰が導入されました。
「拘禁刑」と呼ばれるもので、刑罰の在り方はこれまでの懲らしめから更生へと大きく舵を切ることになりました。
今回、改正された刑法で大きく変わるのは刑務所に入所する受刑者に対してです。
これまでの刑罰では刑務所での労働などの刑務作業が義務付けられている懲役や義務ではない禁錮などがありましたが、改正刑法では懲役と禁錮を一本化し、「拘禁刑」としました。
刑罰の新たな導入は118年前の刑法制定以降初めてです。
拘禁刑の導入により懲らしめの意味合いが強かった刑務作業が義務ではなくなり、高齢者や依存症など受刑者の特性に合わせて必要な指導を行います。
これまでの懲らしめから立ち直りや更生を目的とする今回の法改正は、刑罰の在り方を大きく変えるものです。
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