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29日午前1時33分、Ｈ2Ａロケットの最終機（50号機）が南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられました。

衛星は正常に分離し、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

H２Aロケットは有終の美を飾りました。

24年間にわたり、日本の主力ロケットとして活躍したＨ2Ａロケット。

最終機の50号機には、地球観測衛星ＧＯＳＡＴ−ＧＷを搭載しています。

海面水温や温室効果ガスの観測が目的で、台風の進路予測の精度向上などに役立てられます。

未明の打ち上げを種子島では多くの人が見守り、大きな歓声が上がりました。

50号機でＨ2Ａロケットの運用は終わり、日本の主力ロケットはＨ3に移行されます。