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『恒例の秋の木市始まる・秋の原木しいたけフェア 暑さの影響は?鹿児島』

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10月もなかば。
肌で感じる気候とは裏腹に暦の上では秋が深まっています。
鹿児島市では恒例の「秋の木市」が15日から始まりました。

(吉村記者)
「まだまだ暑い日が続いていますが、こちらでは柿の木々などが並び、秋の訪れを感じさせてくれます」

甲突川沿いの会場に13の店が軒を連ねる「秋の木市」。
秋の風物詩といえるコスモス、もみじ、柿、みかんなど約1000種類、1万本が並んでいます。

例年と同じように見えて今年はある変化も…長引く暑さで今年はキンモクセイの開花やモミジの色付きが遅れている一方、ミカンなどの果樹類は強い日照りでよく育っているそうです。

また、野菜の価格高騰から自分で育ててみようとブロッコリーなどの苗木に人気が集まっているといいます。

(来場者)
(Q.何を買われたんですか?)
「大玉のキンカンですね」
「大きく成長してもらいたい。愛情込めて育てる」

(鹿児島市木市振興会 藤田 繁利会長)
「1か月間の季節の移ろいを感じられる。何回でも足を運んで、木市を楽しんでほしい」

秋の木市は来月16日まで開かれています。

秋を感じさせるイベントはここでも…行列の先にあるのは肉厚でうまみたっぷりの「しいたけ」です。

10月15日の「きのこの日」にちなんで開かれる恒例のしいたけフェア。

記録的な暑さで冬場の生産のピークは1カ月ほど遅れているそうですが、人気のしいたけ詰め放題に30回記念で福袋も並び、盛況でした。

(県椎茸農協 岩満 義広組合長)
「少しでも安い商品を、特に生シイタケを届けたい。協力し合いながら生産している」

(滋賀県からの観光客)
「いいですね。品物が立派だから。来てみて驚きました。おいしそうなどんこ(乾シイタケ)がすごい」

(来場者)
「みそ汁に入れたり色んなのに使える。(生シイタケは)焼いてもおいしい」

しいたけフェアは17日まで開かれます。





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