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『自民・維新連立合意 県内の政治家は 鹿児島』



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全国のニュースでもお伝えしていますように、日本維新の会が自民党との連立政権樹立に合意し、高市氏が21日総理大臣に選ばれる公算が大きくなりました。
変化する政権の枠組みに県内の政治家も動きを注視しています。

【自民党県連 藤崎剛 幹事長】
「自民党総裁が女性初の首班指名を受ける可能性が高まったということで、少しホッとしているところであります」

維新との連立について、肯定的にとらえる自民党県連の藤崎幹事長ですが、県内での具体的な連携については言葉を濁します。

「日本維新の会に所属する議員の方がいらっしゃるというのは聞いておりますけれども、まだ面識もございませんし、まだ何も新しい連立政権の相手の政党とはどういう関係を作っていくのかも含めて、まだ全く何も決まっていない状況でございます」

一方で、連立の枠組みから外れる公明党については26年関係が続いてきただけに複雑です。
森山裕・前幹事長も「極めて遺憾」と語り連携の努力を続けていくとしています。

【自民党県連 藤崎剛 幹事長】
「今まで積み重ねてきた信頼関係という部分がありますので、そこはそれぞれの各議員のもとで、個々に維持するものもあろうかと思います」

一方の日本維新の会ですが、現在、鹿児島に組織はなく、県内で所属する地方議員は1人です。
その田代芳樹鹿児島市議会議員はKKBの取材に対し、
「連立政権で大きく日本が変化する事を期待している。維新が提示した定数削減や社会保険料引き下げなどの改革テーマがどこまで実行されるか注視したい」
とコメントしています。
県内での自民党との具体的な連携については未定だということです。

変わって連立政権から離脱する公明党ですが県本部は自民との関係を強調します。

【公明党県本部 窪田哲也 代表】
「連立政権というかたちはなくなってもこれまでの26年間の関係もありますし、鹿児島においてはあまり影響はないのかなという気がする。ただ、今後の国会での成り行き自民党の政治とカネの問題等についての対応によっては心が離れていくということはありえると思います」

そして、連立の枠組みを巡り自民党との協議や野党連携をめぐる動きの渦中にいた、国民民主党。
県連の受けとめはー

【国民民主党県連 三反園輝男 代表代行】
「私どもは対決より解決ということで政策本位でやるということ。時間はかかるけれどもこれだけ多党化がなった訳ですから多党の色んな思いというのをしっかりと議論できるその場が国会ですので、そこでしっかりとやっていくと」

石破総理の後任を決める総理大臣指名選挙は21日行われます。





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