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『鹿児島初寄港の豪華クルーズ船 港には折り鶴を配るおもてなしの達人も』

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過去最多を更新しているクルーズ船の鹿児島への寄港。
18日は国内初の豪華クルーズ船がお目見えしました。14万トンクラスのディスカバリー・プリンセス。
2022年稼働の最新機で乗客定員は3660人。

10月14日に日本へ初寄港し、鹿児島にも寄りました。

【アメリカからの観光客】
「スーパーや買い物に行きます。ユニクロとドン・キホーテです」

船内は15カ所以上のダイニングやシアター・ショー・カジノなどが楽しめる最新の設備が揃っています。
歓迎式典では、初めての鹿児島に対しイタリア出身の船長からこんな感想が。

【ディスカバリー・プリンセストニー・ロジャー船長】
「鹿児島市は(故郷の)イタリアをほうふつとさせる。ナポリやベスビオ火山のようで懐かしい気持ちになる」

マリンポートには観光客へ思い出を持ち帰ってもらおうと折り鶴などを無料で配る女性の姿が。
東浜子さんは休まずクルーズ船のおもてなしを続けて12年目。
出迎えた船は791隻になります。

【鹿児島港クルーズ船おもてなし隊 東浜子 さん(79)】
「何年も携わってきて、鹿児島がちょっと定着してきたかなって。ここに来たらみなさんと会えるっていうのが楽しい。もうちょっと続けます」

県は、こうしたおもてなしが高く評価されていると分析。
今年の県内へのクルーズ船寄港はコロナ前の156回を大きく上回るおよそ180回と見込んでいます。

クルーズ船の利用客はリピーターが多いのが特徴で、海外観光客受入協議会は、今後持続して観光客が増えていくには交通など含めまだまだ課題が多いとみています。

【鹿児島海外観光客受入協議会 川畑孝則 会長】
「それだけのお客さんを受け入れる街全体としての雰囲気というんですかね、もう少し醸成できればいいかなと、鹿児島といわれてよかったからまたいきたいねと。こうならないと継続的に来ないんじゃないかなと思いますので、そこが一番大事なところじゃないですかね」





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