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『ドラフト直前! プロ志望届提出の県内の高校球児は 神村の今岡・早瀬 れいめいの伊藤 鹿児島』

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いよいよ今週の木曜日はプロ野球ドラフト会議です。
県内の高校から志望届を提出した球児たちの運命の日を待つ想いを取材しました。

【神村学園 今岡拓夢 選手】
「実感というか緊張もないが、プロ野球に行く前にやれる準備はしたい」

神村学園の今岡拓夢。
1年の夏から甲子園を経験してきた大型ショートで県勢初の2年連続夏の甲子園ベスト4に大きく貢献しました。

【神村学園 今岡拓夢 選手】
「打撃で長打力がある所が持ち味。小さい頃からプロ野球選手になりたいと思っていたが高校に入って本気で目指し始めた。挑戦ができることは嬉しい」

最後の1年はキャプテンとしてチームを引っ張った後、18歳以下の日本代表に選出。
ワールドカップでは日本で唯一ホームランを放ちました。

【神村学園 今岡拓夢 選手】
「自分にとっても勉強・学びになったので、侍ジャパンの20日間は自分にとっていいものになった。高校野球で、自分の持ち味やアピールもでき、最終的に日本代表でホームランを打つことができたので、自信を持って指名してもらうのを待ちたい」

【神村学園 早瀬朔 投手】
「緊張しているというのが一番。何とか選んで頂いたらいいなと思う」

同じく神村学園からプロ志望届を提出したピッチャーの早瀬朔。
185センチの長身から繰り出されるストレートはマックス150キロです。
本格的にプロを目指すようになったのは去年秋の九州大会後でした。

【神村学園 早瀬朔 投手】
「球速が上がって一気に成長したと自分でも感じた」

最後の夏の後には今岡と同じく日本代表にも選ばれ、大会では2勝を挙げるなど『勝てる』投手としてチームに貢献しました。

【神村学園 早瀬朔 投手】
「レベルの高い投手の中で、結果も残せて自信にもなった。自分の中で小さい頃からプロ野球選手になるというのが夢だったので、そこを目指せる技術も自分の中でついてきていると思うので、あとは待つだけ」

そして、れいめいを45年ぶりの決勝に導いたこの夏の準優勝投手伊藤大晟。
そんな伊藤がプロへの強い覚悟を持ったのは高校2年生だった去年の夏でした。

【れいめい 伊藤大晟 投手】
「高校2年生の夏に147キロという数字を出して、そこから結果も良くなり、もっとプロを目指そうという意識になったと思う」

夏の準決勝では名門・鹿児島実業相手に11奪三振。
ストレートの球威は勿論、5つの変化球も高い精度を備えます。
夏を終えても走り込みや下半身トレーニングを重ね、体重は2キロ増えて76キロに。
球速も148キロと自己最速を更新しました。

【れいめい 伊藤大晟 投手】
「力強い真っすぐをコーナーに突けるところと、変化球で三振や打たせて取ることができるのが自分の強み」

高卒プロとなればれいめい史上28年ぶり。

多くの球団から調査書が来た今も、歩みを止めることなく運命の日を待ちます。

【れいめい 伊藤大晟 投手】
「ずっとこの人生の中で、野球というのは、かけがえのない存在だと思う。ドラフト会議の当日何があるか分からないが、そこはビクビクしていたら意味がないので、そこはしっかり自信を持って、最後まで見たい」

3人のほか、樟南の犬窪晴人投手もプロ志望届を提出しています。
プロ野球ドラフト会議は10月23日午後5時から、指名の情報が入り次第この時間のニュースでお伝えします。





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