《かごしまのニュース》
『お茶が題材 荒茶の生産量で日本一 知覧中の生徒が創作劇を披露』
※画像をクリックするとスタートします。
南九州市知覧中学校の生徒が文化祭で「お茶」を題材にした創作劇を披露しました。
今年、荒茶の生産量で初めて日本一となった鹿児島のお茶。
南九州市はそのうちの48%を生産していて、地元への理解や愛着を育むことを目的に1年生が「お茶」を題材にした創作劇に取り組みました。
「祖父母から受け継いだこの茶畑をどうしてつぶすことができよう。この茶を未来に残したい」
戦後の混乱期。
食糧難への対応としてコメや麦、さつまいもなどの穀物を優先して作るよう求められていたといいます。お茶を残すかを迫られたり、静岡に出向いて製茶技術を学んだり。
その後知覧茶ブランドとして統一されそこから日本一を受賞するまでの軌跡を劇にしました。
「あの日本一は、知覧だけじゃない。頴娃も川辺もみんなでつかんだ南九州市のお茶の誇りなんです」
20分間の劇が終わると会場は大きな拍手に包まれました。
【南九州市茶業課 瀬川 芳幸さん】
「感動の一言。銘柄統一は10年間かかった。それを思い出して、思わず泣いた」
【1年生 六田 絢清リーダー】
「知覧茶のおいしさを、より言葉と表情で表現できるように、知覧茶について少しずつ勉強しながらセリフを読んだ。鹿児島県内以外の人にも知覧茶のおいしさと魅力をより知ってもらいたい」
Copyright(C)
KKB鹿児島放送
All rights reserved