《かごしまのニュース》
『下甑島で新種の哺乳類化石を発見 約8000万年前の種か』
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薩摩川内市の下甑島で、約8000万年前の哺乳類の化石が発見されました。希少な新種とみられます。
こちらが、下甑島北部、鹿島町で発見された化石。
大きさは約3cmで恐竜時代に最も繁栄した哺乳類のグループの一つ、多丘歯類の右下あごの化石です。
【薩摩川内市 田中良二市長】
「こういう貴重な化石が薩摩川内市にまだたくさんあるというのは非常にうれしい」
約8000万年前、後期白亜紀カンパニアン期のもので、2019年11月に行われた集中発掘調査で発見されました。
ネズミやリスのような見た目ですが、まったく別の哺乳類で、これまでに知られているどの種とも異なる特徴を持つため、研究チームが新属新種「コシキバータル・カシマエンシス」と名付けました。
バータルは、英雄を意味するモンゴル語です。
5日の記者発表では、化石を発見した琉球大学の新山颯大助教が発見した時の状況などを説明したほか、様々な哺乳類化石を研究する愛媛大学の楠橋直准教授が多丘歯類の特徴や化石発見の意義などを解説しました。
【愛媛大学 楠橋直准教授】
「8000万年前ぐらいの哺乳類が見つかったということが一番大事。そもそもあんまり化石で見つかることが多いわけではないのでわかんないことだらけですが、それが見つかるということ自体がすごく大きい」
後期白亜紀のアジアに多様な多丘歯類が暮らしていたことを示す重要な証拠となります。
6日から、薩摩川内市鹿島町の甑ミュージアムで特設展示されます。
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