オリンパス、社長兼CEO辞任の理由
オリンパスは28日、取締役代表執行役社長兼CEO(最高経営責任者)のシュテファン・カウフマン氏の辞任を発表した。同氏が違法薬物を購入していた旨の通報を受けて決定した。
【写真】辞任となったシュテファン・カウフマン氏
発表で辞任の理由について「シュテファン・カウフマン氏が違法薬物を購入していた旨の通報を受け、外部の法律事務所とも相談の上、直ちに事実確認を行うとともに、捜査機関に対して報告し、捜査に全面的に協力してまいりました」と説明。「内部調査の結果、当社取締役会は、シュテファン・カウフマン氏が当社の行動規範、コアバリューそして企業文化とは相容れない行為をしていた可能性が高いと全会一致で判断したことから、同氏に辞任するよう求めたところ、同氏がこれに応じ、取締役会が受理したことによるものです」とした。
なお暫定的に、取締役代表執行役会長兼ESGオフィサーである竹内康雄氏が当面の間、CEOの役務を行うことも発表した。
(提供:オリコン)
10月28日 10時46分配信
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