志布志市
2020.10.9 OA
かるたで 郷土・志布志の魅力を発信
志布志市出身・32歳の椎葉桃子さん(しいばももこ)。宮崎市役所で地域コーディネーターとして働いた後、Uターンし志布志市の地域おこし協力隊に参加した。港湾商工課に所属し、商店街プランナーとして町のイベント開催や商店街マップを製作。活気のある町づくりに力を尽くしてきた。そして協力隊3年目の最後の年に取り組むのが、志布志市郷土かるたの製作。1992年・志布志町教育委員会が作った郷土かるたに、幼少時、親しんだ椎葉さん。かるたを新しく作り、市民に広く地元の魅力に気付いてもらいたいというのが狙いだ。まずは、かるた体験やかるたのテーマになった史跡巡りを行い、参加者らに再発見の楽しさを伝えた。志布志市に散らばる名所やモノをテーマに、地元小学生を対象に絵を募集。句も、志布志市民から広く募集した。そして、かるた完成を目指すと同時に椎葉さんが進めるのは、協力隊卒業後の次のステップ・育児サロンの準備。育児に関する資格を持つ椎葉さんは、将来を担う子どもたちのために住みやすい町づくりに取り組もうとしている。