薩摩川内市
2020.11.27 OA
ビルを丸ごと街の拠点に
薩摩川内市出身の35歳、薩摩川内市にUターンし、建設業の会社を設立した。空き家や空きテナントが目立ってきた薩摩川内市街地で3階建ての空きビルを買い上げて、リノベーションを行い、ビル全体で地域を盛り上げる活動を行おうとしている。HUBと名付けられたビルは町の新たな拠点になって欲しいという願いが込められていて、1階がキッズルームを併設したカフェ(20年9月オープン)、2階がシェアオフィスで企業への貸し出しだけではなく、起業をする若者の挑戦の場にもなっている(20年11月オープン)。3階がギャラリーやワークショップなど、表現の場として活用できるフリースペース(20年12月オープン予定)となっている。このビルを若い世代の挑戦の場として活用してもらい、薩摩川内市の課題である人口減少、特に若者の流出を防ぎたいと大上さんは考えている。各階が独立しているようだが、ビル全体の利用者同士が連携を行うことで新たな可能性や街の活性が生まれる事を狙っている。