南九州市

2020.12.11 OA
「知覧茶」の魅力 世界に伝えたい

東京の大学に在学中に留学したアメリカで食文化にふれたことで輸入、輸出にも興味を持ちワイン商社に就職した。その後、毎年海外出張を繰り返し、ワインの商談をしていくうちに、商品の魅力をもっと伝えるためには現場の生産者のことを知る必要があると思い退社。単身でオーストラリアへ渡り、バーテンダーとして働きながら様々なワインの原料となるブドウ農園で様々な経験をつんできた。そんな中、オーストラリアでたまたま「知覧茶」が輸出されていることを知り、地元である鹿児島のお茶の発展へのポテンシャルを感じた。オーストラリアに移住して1年経過した今年4月にコロナ禍により海外で活動は厳しくなってきたため帰郷。南九州市で働く同級生のすすめで移住し、市役所で業務委託の形で知覧茶の販路拡大を目的とした情報発信やイベントの開催、ブランディング化などの仕事に携わっている。取材では、世界に通用する食材の宝庫である鹿児島への思いや商社時代に培ったスキルを活用しての活動内容、また実際に生産者の方の感想などをインタビューした。

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