いちき串木野市

2021.4.1 OA
『もったいない』の気持ちを 地域活性につなげる

栃木県出身の樫村美代子さん。52歳。大阪で20年働きながら一人で子ども二人を育て上げ、子どもが独立したのを機に、いちき串木野市へ移住。2019年10月に、地域おこし協力隊に参加した。一人手で子どもを育て、食べ物への「もったいない」という気持ちを強く持っていた樫村さん。協力隊では、農村活性化指導員として活躍し、食のまち・いちき串木野市をPR。その中で農業の現場で廃棄される野菜や果実に注目。有効に活用できないかと、農家と加工業者をつなぐ取り組みを始めた。冬から春にかけて出回るまちの特産品・サワーポメロに着目し、廃棄される果実を引き取り、地元の菓子店へ届け、サワーポメロの宣伝にもつながるスイーツを作ってもらった。「もったいない」に気持ちを、地域の活性につなげる姿を紹介する。

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