2020年8月21日放送

そうめん流し器物語

暑い夏は「そうめん流し」に行きたくなりますよね♪♪今回は「そうめん流し器」にスポットを当てました。 指宿市・唐船峡を始め、現在全国で使われているそうめんがグルグルと回る「そうめん流し器」は、なんと鹿児島発祥なんです。 舞台は鹿児島市加治屋町の町工場「鶴丸機工商会」。60年ほど前、久保兀(たかし)社長が1年もの時間をかけて生み出した回転式そうめん流し器は、息子・健市さんへと受け継がれました。 全国シェアの8割以上を占めるなど、日本一のそうめん流し器工場になった鶴丸機工でしたが、去年、火事で全焼。一時は廃業も考えたという健市さんは、周囲の応援や父への思いを支えに再起し、今年、新しい工場を建てました。 再び製造が始まったそうめん流し器は、以前と変わらず、囲む人々を笑顔にし続けています。

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