放送日
6/10
「今から取り組む 熱中症対策」をご紹介します。
今から取り組む 熱中症対策
これからの季節、梅雨の時期や真夏の気温が高いときなど、熱中症の患者数が増加します。熱中症予防について保健予防課の方に話を聞きました。
Q 熱中症は、どのようなときになりやすいですか?
A 気温が高いとき、湿度が高いとき、日差しが強いときは、より注意が必要です。体がまだ暑さに慣れていない梅雨の晴れ間や梅雨明けの頃も熱中症になりやすい傾向があります。
Q 熱中症になると、どのような症状があるのでしょう?
A めまいや立ちくらみなどの症状や、重症化すると意識障害などを引き起こすこともあり、とても危険です。熱中症は命に関わる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。
Q 熱中症を予防するには、どのようにしたら良いでしょうか?
A 暑さを避け、こまめに水分補給をすることが大切です。 室内では冷房や扇風機を上手に使い、暑さ対策をしましょう。
屋外での対処
Q 熱中症対策で、普段気を付けていることは?
A 帽子を持ち歩いています。帽子の着用や日傘をさすことも効果的です。日差しが強い時は、日なたを避けて日陰を歩いたり、こまめな休憩が必要です。暑い日や暑い時間帯を避けて外出することも大切です。体から出る熱や汗を早く逃がすために、ゆったりとした衣服を身につけましょう。吸汗・速乾の素材を活用したり、熱を吸収する黒色系の素材を避けたりすることも効果的です。また、人との距離が十分にとれるときは、マスクを外すようにしましょう。暑い日には、のどの渇きを感じる前から、こまめに水分補給をしましょう。
Q 熱中症が疑われる人を見かけたら、どうすればいいですか?
A クーラーが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しいところに移動させてください。意識がはっきりしていれば、水分補給を促し、衣服を緩め、首の付け根や脇の下、大腿の付け根など太い血管を冷やし体温を下げます。熱中症は、その日の体調が影響するため、バランスのよい食事や十分な睡眠をとり、日頃から体調管理をしましょう。また、無理のない範囲で、汗をかく習慣を身につけ、暑さに負けない体を作りましょう。