放送日
10/21
「待機児童解消を進めます」をご紹介します。
待機児童解消を進めます
今回のかごしま元気BOXは「待機児童解消を進めます」についてお伝えします。子育て中の保護者が子どもを預けるための保育所や児童保育施設の空きを待つ「待機児童」。待機児童を無くすための、鹿児島市の取り組みをお聞きしました。
Q 鹿児島市では、どのような取り組みをしていますか?
A 鹿児島市では待機児童ゼロを目指し、多くの方々に保育の担い手となっていただけるよう支援する取り組みの一つとして、今年度から開始した「保育士等奨学金返済補助金」制度があります。これは、奨学金を利用して保育資格等を取得し、鹿児島市内の認可保育所や認定こども園に就職した方の奨学金の返済額の一部を補助する制度です。この制度で保育所等への就職を広く促し、保育人材の確保や職場定着を図り、保育所等における児童の受入れを拡大することを目指しています。
また「潜在保育士」と呼ばれる資格はあるものの、今は保育士等として働いていない方が鹿児島市内の保育所・認定こども園に就職した場合に奨励金を給付します。県外から転入し、市内の保育所・認定こども園に保育士等として就職した方に対しても奨励金を給付します。そして、これまでの取り組み内容も含め、市の支援内容などの情報発信も積極的に行い、保育人材の確保や利用待機児童の解消を図っていきます。
他にも、市では認可外保育施設に入所しているお子様の保育料の一部を補助していますが、令和5年1月から補助限度額を引き上げます。このことにより、企業主導型保育施設などの認可外保育施設がより利用しやすくなりますので、保護者の皆様には認可外保育施設のご利用も検討いただければと思います。