日銀鹿児島支店 9月の金融経済概況 16カ月連続で「緩やかに回復している」 鹿児島


日本銀行鹿児島支店は先月の金融経済概況を発表し、県内の景気判断を16カ月連続で「緩やかに回復している」に据え置きました。


【日本銀行鹿児島支店 矢野正康 支店長】
「企業部門が好調であるということは賃金と物価の好循環が回っていくための前提。自然災害の影響などが気になっていたが、現時点でこの前提は崩れていない」


日本銀行鹿児島支店によりますと、台風や日向灘地震の影響はあるものの、個人消費や観光施設の入場者数は前の年を上回っているということです。

企業の設備投資については、海外の経済の先行きが不透明であるとして、一部で後ろ倒す動きがあり、「増加している」との判断を「高水準で推移している」に引き下げました。

支店長また、1日発足した新内閣の県内への影響については―


【日本銀行鹿児島支店 矢野正康 支店長】
「石破新政権は地方の創生など、地方に対する目配りをすごく意識している。(総理や政権内の県選出議員も農水相を経験した)そういう方々が要職についているということは、(一次産業への)期待感が持てる」

 
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