1年間で約8300万円横領疑い 当時経理課長の男を逮捕 鹿児島県


 病院の売上金などおよそ8300万円を横領した疑いで、当時、医療法人に勤めていた男が逮捕されました。

 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市宇宿の会社員、仰裕次郎容疑者です。

 警察などによりますと、仰容疑者は霧島市の医療法人で経理課長を勤めていた2020年4月からの1年間、病院の売上金などが保管されていた金庫から115回にわたり、あわせておよそ8300万円を横領した疑いが持たれています。

 仰容疑者は医療法人を退職後に、金庫が保管されていた部屋に侵入し、現金を盗んだとしておととし逮捕されています。

 それを受けて医療法人が調査を進めたところ、仰容疑者が在職中につけていた帳簿に不自然な点が見つかり、今回の逮捕につながったということです。

 仰容疑者は容疑を認めているということです。

 警察は余罪も視野に捜査を進めています。

 
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