市民団体が鹿児島市・下鶴市長に公開質問 政治資金パーティーの詳細公表求める


 任期満了に伴う鹿児島市長選挙を前に、市民団体が下鶴市長に対し、政治資金パーティーの収支報告書やパーティー券の購入者などを公表するよう要請しました。

 公開質問を行ったのは、「市民の市政をつくる会」です。

■「市民の市政をつくる会」の祝迫光治・代表委員■
「一切の疑惑はないということを証明するためにも、申し入れを行った」

 下鶴市長は鹿児島市議会9月定例会で、去年、政治資金パーティーを8回開催したことを明らかにしています。

 パーティー券は、年間の購入額が20万円を超えなければ、購入者が収支報告書に表記されません。
 市民団体は、パーティー券の購入者に企業や団体が含まれていないかなどを下鶴市長宛てに文書で質問し、速やかに回答するよう求めました。

■「市民の市政をつくる会」の祝迫光治・代表委員■
「例えば公共事業を発注している団体からは1円も受け取っていないなど、そういうことを明らかにするのは政治倫理条例に照らして当然のことだと思う。政治家としての資質というのが問われることになるんじゃないか」

 
「KKBみんながカメラマン」