鹿児島県警再発防止策 県議会で審議 会見発表をめぐり「議会軽視」の声も


 鹿児島県警の不祥事の再発防止策について、3日も県議会の常任委員会で審議が行われ、厳しい指摘が相次ぎました。

 県警では今年4月以降、不同意わいせつなどで現職警察官3人が逮捕され、裁判で有罪判決が確定しているほか、情報漏えいの疑いで前・生活安全部長が逮捕され、野川明輝本部長の隠ぺいを主張するなどしています。

 3日の総務警察委員会では、前生安部長がメディア以外の別の第三者にも文書を送っていたことを県警が記者会見で発表したことについて、議会への事前説明がなく「議会軽視だ」と指摘する声が上がりました。

■湯浅慎太郎・委員■
「委員に一報を入れるべきだということは、改めてお願いする」

■県警の西畑知明・警務部長■
「事前に委員にご報告できていなかったことは申し訳ございません」

■湯浅慎太郎・委員■
「非常に憤りを感じている。議会軽視だとお伝えしておく」

 県警は前生安部長が第三者に送付した文書の内容は「公益通報には当たらない」としています。

 
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