県内で火災相次ぐ 鹿児島市東俣町で1人死亡
鹿児島市で22日、住宅など3棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察や消防によりますと22日午後8時ごろ、鹿児島市東俣町で「木造平屋の建物が燃えている」と近くの住民から消防に通報がありました。
火は約3時間後に消し止められましたが、この火事で森園セツ子さん(95)の木造平屋の住宅1棟と小屋2棟の合わせて3棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
森園さんは1人暮らしで現在も連絡が取れていないということです。
警察は身元の確認を急ぐとともに火が出た原因を調べています。
また、23日未明、西之表市でも火事があり住宅1棟が全焼、1人が軽いけがをしました。
警察によりますと、午前1時ごろ西之表市国上で「近所の家が燃えている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
火は約1時間後に消し止められましたが、この火事で池田春三郎さんの木造平屋の住宅1棟が全焼しました。
池田さんは、この家に一人暮らしで、出火当時、寝ていましたが、火事に気付いて避難する際に煙を吸い込んでのどに軽いけがをしました。
警察は出火原因を調べています。