投票率27.21% 過去3番目の低さ 鹿児島市長選は下鶴氏 市議補選は松尾氏当選 鹿児島県
任期満了に伴う鹿児島市長選挙は現職の下鶴隆央さんが2期目の当選を果たし、当選証書が付与されました。
【2期目の当選 下鶴隆央さん】
「人口減少を乗り越え、子どもたちに豊かなふるさと、鹿児島市を引き継ぐ選ばれるまちをつくる、そのことを着実に実現していきたい。しっかりと市民の皆様との約束を果たし、鹿児島市をこれからも力強く、前に進めていくことを改めてお誓い申し上げる」
再選した下鶴さんは待機児童ゼロ達成や、「書かない窓口」などICTを活用した市民サービスの向上など1期目の実績をアピール、デジタル化による稼ぐ力の向上や、農林水産業の振興、県や民間と連携した「オール鹿児島」でのサッカースタジアム整備を訴え、一騎打ちの選挙戦を制しました。
【落選した桂田美智子氏】
「お会いして話を伺った方々と一緒に市政を変えて、或いは皆さんの願いを実現する運動は体力の続く限りやっていきたいと。声を上げていくことは大事だと」
一夜明けたけさ当選証書が手渡されました。今回の投票率は27・21%と過去三番目に低く、4年前の前回をおよそ11ポイント下回りました。
なお、5人で争った鹿児島市議会議員の補欠選挙は立憲民主党・元職の松尾晴代さん(50)が返り咲きを果たしました。