錦江湾横断道路の建設を目指して 協議会を新設 鹿児島
鹿児島市の市街地と桜島を結ぶ錦江湾横断道路の建設を実現しようと協議会が設立されました。
新たに設けられたのは、錦江湾横断道路推進連絡協議会です。
鹿児島市と桜島を結ぶ道路をめぐっては、これまで、鹿児島市や鹿屋市などの団体がそれぞれ要望してきましたが、早期の実現を目指して要望を強めようと4つの団体がまとまりました。
設置総会には緊急車両がフェリー乗り場で待機せざるをえない現状や桜島の大規模噴火を例に「命を守る道路」としての必要性を訴えました。
観光資源としての経済効果も期待できるとしていて、実現に向け署名活動を行い、橋にするべきかトンネルにするべきかの調査を行政に要望したいとしています。
■ 錦江湾横断道路推進連絡協議会 磯辺昭信 会長
「何かあった時に、自分の判断ですぐに避難できる体制がない。それが解決されれば、橋をかける大きな意味があると思う」