来年の戦後80年を前に 未来を担う子どもが平和を学ぶ
来年の戦後80年を前に、未来を担う子どもたちが平和について学びました。
24日、鹿屋市で「子ども平和学習ガイド」の育成を目的としたイベントがありました。
講座は鹿屋市内に数多く残る戦争遺跡や歴史を学び・伝えるガイドを育成しようと開かれているもので、この日は鹿屋市内の小学生から高校生まで、12人が参加しました。
講座では大学教授らを招き、戦争や鹿屋市の歴史、そして特攻隊のエピソードを通じて、平和の大切さについて学びました。
また、意見交換会では鹿児島大学の学生を交えて参加者たちが積極的に発言。
歴史を知る市民や大学教授らとともに、鹿屋市の過去や平和への思いについて熱心に語り合いました。
(参加者)
「鹿屋市は太平洋戦争に関係していて、記念碑などもあるということを再発見した」
(参加者)
「平和という考え方が認識できた」
育成講座は今年度中にあと2回開かれ、子どもたちは戦後80年を迎える来年にガイドとしてデビューする予定です。