県内初「日本版ライドシェア」 伊佐市のタクシー会社で運用開始
一般のドライバーが自家用車などを使って客を運ぶ「日本版ライドシェア」。
その運用が県内で初めて伊佐市のタクシー会社で始まりました。
県内で初めて「日本版ライドシェア」の運用を始めたのは、伊佐市の下小薗タクシーです。
この日は出発式があり、橋本市長らがひと足先にサービスを体験しました。
(伊佐市 橋本欣也 市長)
「快適だった。地域の高齢者や交通弱者に寄り添える交通機関になればありがたい」
「日本版ライドシェア」は地域のタクシー不足を解消するため、タクシー会社の管理のもとで、一般のドライバーが自家用車などを使って有料で客を運ぶサービスです。
(下小薗タクシー 下小薗充 社長)
「タクシーの車両不足の解消。普通免許を持っている人が仕事の隙間時間をライドシェアで活用する。ライドシェアの仕組みを地域や県のみなさんにわかってほしい」
下小薗タクシーでは一般のドライバー4人をライドシェアドライバーとして登録し、タクシーが不足している場合に運行します。
(ライドシェアドライバーに登録)
「緊張する。安全に気をつけて集中して運転した」
(ライドシェアドライバーに登録)
「新しいお客様を運ぶ足として確立して、お客様を待たせる時間が短くなるお手伝いができれば」
料金は走行距離に応じて予め決まっていて、電話を中心に予約を受け付けているということです。