小学校で「うたい継ごう!うみ歌プロジェクト」特別授業 ”われは海の子”はどんな思いで作られた? 鹿児島
海にまつわる歌を通じて子どもたちに海への関心を持ってもらおうと、鹿児島市の小学校で特別授業が行われました。
「うたい継ごう!うみ歌プロジェクト」は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。
鹿児島市の清水小学校の6年生を対象に行われた特別授業では、鹿児島市教育委員会文化財課の徳永愛雄さんが講師を務め、集成館事業を中心に明治維新について説明したほか、「われは海の子」の歌詞を紹介しながら鹿児島市出身の作詞者、宮原晃一郎がどんな思いを込めたのかを考察しました。
【男子児童】
「宮原晃一郎さんは、海で過ごす子どもたちのことや先人たちのことを思ってわれは海の子を作ったと思いました」
【女子児童】
「きょうの授業でその意味を深く知って次から歌う時はその意味を考えて歌いたいと思いました」
【鹿児島市鹿児島市教育委員会文化財課・徳永愛雄さん】
「その土地ならではの歴史や文化に少しでも興味を持ってもらって、触れてもらえるそのような機会にできたらなと思って話をさせていただきました」