帰省シーズンを前に 輸送等の安全総点検 鹿児島
帰省客などで多くの利用が見込まれる年末年始を前に、九州運輸局などがフェリーの安全点検を行いました。
垂水フェリーの安全点検で船内に乗り込んだのは九州運輸局と鹿児島海上保安部の職員です。
職員は船内を巡回し、非常時に使用する救命器具が正しく設置されているかや、国の安全管理規程に基づいて運航を行っているかなどを確認しました。
■ 九州運輸局鹿児島運輸支局 野元雅幸 支局長
「日々当たり前のことを確実に実施して頂いてヒューマンエラーによる事故を起こさないように努力してもらいたいと思ってます」
県内では2023年12月悪石島沖を航行中の「フェリーとしま2」で火災が発生し、乗客らは漁船で避難しました。
九州運輸局は乗客に対して避難経路などを事前に把握しておくよう呼びかけています。