日銀鹿児島支店 県内の景気判断 「緩やかに回復している」据え置き
鹿児島県内の景気判断、日本銀行鹿児島支店は18カ月連続で「緩やかに回復している」に据え置きました。
(日本銀行鹿児島支店 矢野正康 支店長)
「2024年の鹿児島を振り返ると、総じて景気は緩やかな回復を続けて、注目していた『賃金と物価の好循環』も一年を通じて働いてきたとみている」
日銀・鹿児島支店によりますと、物価高や国内外の政治の変化などもあり、先行きの不透明感はあるとしたうえで、今後も必要な価格転嫁と賃金への反映が続くか、注意深く見守りたいとしています。
今年の漢字に選ばれたのは「金」。
日銀にとってはー。
(日本銀行鹿児島支店 矢野正康 支店長)
「金融界においては、やはり日本銀行による政策金利の引き上げ。金融機関にとっては長らく見られていなかったこと。日本銀行は引き続き、金融緩和をしっかり続ける前提で度合いを調整」