仙巌園 伝統の大門松がお目見え 「こんなに大きな門松は初めて」

(小田 アナウンサー)
「早朝から作業が進められています。今年も仙巌園には大門松がお目見えです」

高さ約3mの大門松。
松の枝や孟宗竹、梅やナンテンが豪華にあしらわれました。
仙巌園では午前6時から職員が作業を始め、約3時間かけて組み上げました。

(仙巌園 業務企画課 馬庭伶奈 さん)
「福を招くとされる縁起の良い飾りつけ。みなさまとすてきな新年を迎えることができるようにとの思いを込めて設置している」

(東京から)
「びっくり。大きすぎて」

(神奈川から)
「こんなに大きな門松を見たのは生まれて初めて。来年、運がいい気がする」

台湾から来たという女性もその大きさに驚いたようで…

(台湾から)
「初めて(見た)。大きくてびっくりした」

園内には朝から多くの団体客の姿が。
園によりますと、今年の来園者は40万人を超える見込みで、去年より「1割」増えたそうです。
国際線の再開やクルーズ船の寄港で外国人観光客も増えていて、全体の3割を占めています。

(台湾から)
「(仙巌園は)きれいで広い。桜島に興味があるので見に行きたい」

(仙巌園 業務企画課 馬庭伶奈 さん)
「県外や地元、多くのお客様に来てもらっている。国外の方の来園も増えている。(来年は)今年より多くの方に来園してもらい、仙巌園の伝統と歴史を感じてほしい」

そして、年明け3月15日にはJR九州の新たな駅「仙巌園駅」が開業します。