鹿児島で初 自動運転バス実証実験 ハンドルがない!ぶつからない 


 こちらのバス、小型で可愛らしい電気自動車なんですが、運転手のハンドル操作ではなく、自動で動いているんです。

 鹿児島で初となる自動運転バスその実証実験が南さつま市で始まりました。

 実証実験は運行を担うNTT西日本鹿児島支店や車両を開発したマクニカ社などが南さつま市と連携してスタートしました。

 定員は10人、時速は最大19キロで病院などの施設を経由しながら市街地を巡ります。ハンドルは無く、操作するのはこちらのコントローラー。前方に人がいてもぶつからず自動で停止します。実証実験では一部、人が操作しますが自動運転のレベルが最大5まであるなかこの車両は原則として運転手のいらないレベル4に対応しています。

●南さつま市本坊輝雄市長
「私たちが50年前に思い描いた未来都市のあり方・あり様が今、現実になっている。子どもたちにも、自分たちが描く将来像、自分の生き方も含めて夢を持っていただけたら」

 深刻なドライバー不足で地域の交通や物流の維持が難しくなっている現状を打破できるのか、実証実験は今月27日まで行われます。

 
「KKBみんながカメラマン」