JR川内駅の貨物列車脱線事故から1週間 いまだ運転再開のめど立たず クレーンが使えない…
JR川内駅で起きた貨物列車の脱線事故から19日で1週間です。
復旧作業が難航し運転再開の見通しはまだ立っていません。
12日未明にJR川内駅の構内で、12両編成の貨物列車の先頭3両が脱線した事故から1週間。
機関車と貨車1両はまだ現場にあり、19日午後、ようやく貨車1両がレールに戻されました。
作業スペースがなくクレーンが使えないため、機関車を元に戻す作業は難航しています。
JR九州鹿児島支社 海老原毅鹿児島支社長
「なかなかこういう形を復旧するというのはほとんどケースがない、経験していないので(当初の)見通しよりも(復旧に)時間がかかっているというところです」
JR九州は現時点で、川内ー隈之城間の運転再開の時期は未定としていて当面は、代替バスや九州新幹線の利用による振り替え輸送を続けるとしています。
国の運輸安全委員会は1年以内をめどに報告書をまとめるとしています。