県工業試験場跡地の利活用どうする?バスの駐車スペースや緑地など…多目的オープンスペースに


鹿児島市の県工業試験場跡地の利活用について話し合う検討委員会が開かれました。

県工業試験場跡地はJR鹿児島中央駅の西口にあり、暫定の駐車場として利用されています。
検討委員会は跡地の利活用の方向性を協議するため県が設置したもので、経済団体や交通事業者らで構成されています。

3回目の会合では、これまでの議論を踏まえ、跡地に導入する機能として、バスの駐車スペース、緑地などの多目的オープンスペースに位置づけるとともに、周辺道路の状況を勘案して検討を進めることを確認しました。

県工業試験場跡地利活用検討委 井上佳朗 委員長
「全体の方向性が出たわけではない。2つの機能以外の導入が可能かどうか、必要かどうか議論していく」

県有地である跡地を民間事業者に売却するのではなく、民間への貸付も含めて公有地として活用していくことも確認されました。

県工業試験場跡地利活用検討委 井上佳朗 委員長
「どういう機能を導入したら鹿児島市の発展に寄与できるのか、そういう視点で議論していきたい」

 
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